コラム13:カウンセリング【大人の発達障害】|悩み相談・カウンセリングは岐阜 心理支援士

コラム13:カウンセリング【大人の発達障害】

コラム13:カウンセリング【大人の発達障害】

2022.10.10
発達障害と聞くと、小学生前後に見られる先天性の知的障害を想像される方も少なくないのではないでしょうか。
【大人の発達障害】は、先天性の知的障害とは違うケースが多く存在しています。
それでは実際に、【大人の発達障害】とはどんなものなのかついてご紹介していきます。
具体例でどの程度当て嵌まるのかをご確認ください。

1.◆日常的なもの
□ 真面目過ぎると言われた事がある。
□ 冗談が分からない。冗談が通じない。
□ 整理整頓ができない。
□ 超マイペースだと言われた事がある。
□ 妙に頑固なところがある。

2.◆コミュニケーションが苦手
□ 自己表現が何より苦手である。
□ 周囲の人に説明する事が何より苦手である。
□ 人の話や説明を聴く事が苦手である。
□ 喜怒哀楽といった感情表現も苦手である。
□ 大勢の人前だと究極なあがり症になる。

3.◆長年のお悩み
□ 自信がない。
□ 自己否定感が強い。自己肯定感が低い。
□ 他人を信頼する事ができない。
□ 感情のコントロールが苦手である。
□ 絶えず不安を抱いている。
□ 他人に劣等感を抱き、他人との比較をしてしまう。
□ 自分で自分を追い込んでしまう。
□ 生き辛さを感じている。

皆さまにとりまして、どこか当て嵌まるところはございますか。
当て嵌まる項目が全て悪影響とはかぎりませんが、悪い方向に影響を及ぼす可能性があります。
1.~3.よりどんな事に影響していくのか、順を追ってご紹介いたします。

4.◆影響しているもの
□ 完璧主義な面が強い。
□ 白黒思考が強く、白か黒かの二極化をする。
□ 100-0思考が強い。100か0か、白黒思考と同様である。
□ 拘らなくてもいい場面でも拘りが強い。
□ 取捨選択が飛び切りできない。

5.◆何がどのように辛いのか
□ 他人から褒められても、素直に信じる事ができない。
□ 場の空気を読む事ができない。
□ 変わり者だと言われる事がある。
□ 怒りの感情が沸きやすく攻撃的になる。
□ べき症候群:○○すべきであるが強い。
□ 繊細さんである。感受性が必要以上に強い。

6.◆職務での特徴
□ 教科書どおりマニュアルどおりにしがちである。
□ 場面状況を配慮できず正論を言ってしまう。
□ 臨機応変に対応できない。
□ 優先順位などの応用力に欠けてしまう。
□ 報連相ができない。
□ 細か過ぎる質問や的外れな質問をしてしまう。
□ うっかりミスが目立つ。

7.◆周囲からの評価
□ 協調性に欠けていると見られる事もある。
□ 自己中心的:自己主張が強いと誤解されやすい。
□ コミュニケーション不足な人だと見られる事もある。
□ 怠け者だと勘違いされる事もある。
□ トラブルメーカーと思われる事もある。

8.◆二次障害の危険性
□ 限界を越えるまで頑張り過ぎてしまいうつ病を発症する。
□ 休職と復職を繰り返す事で職場に居づらくなる。
□ 転職を繰り返す。

皆さまはどの程度、具体例チェック項目に当て嵌まりましたか。
【大人の発達障害】の疑いを感じましたら、9.◆まとめを参考にしてください。

9.◆まとめ
大人の発達障害は、後天的なものも多く存在しています。
【大人の発達障害】で後天的なものの大きな要因は、子供時代の環境が密接に関係しています。
当カウンセリングルームのコラム6でも記載している【アダルトチルドレン】というワードをご存知でしょうか。
アダルトチルドレンも程度によっては、大人の発達障害に含まれる場合もあります。

一言で言えば、心理的要素が密接に関係しています。
従いまして、「どのような解決方法があるのか」
のご質問には「心理カウンセリング技術にて解決できます。」
とお答えしております。
当カウンセリングルームでも、【大人の発達障害】カウンセリングの実績が多くございます。
お一人お一人のお話をお伺いして、お一人お一人にお合いするカウンセリングを提供いたします。

〝職場での評価〟や〝二次障害〟でお悩みに至るケースも多く存在しております。
「誰にも理解されないのではないか」と不安を抱いておられる方もどうぞご安心してください。
お一人でお悩みになられるのではなく、【大人の発達障害】カウンセリングにどうぞご期待ください。
本来お持ちである自分の強みや、自分らしさを見出していきましょう。


コラム13:カウンセリング【大人の発達障害】
心理カウンセラー、研修会・セミナー講師、コーチング
澤田 和彦

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